[Instant-Stats®]
概要
[Instant-Stats®]とは、弊社謹製のDB運用支援製品の商標登録名です。
(商標登録第6985389号)
主に、DB運用の万全化を目的として、様々な角度から高度な運用標準化を行います。
本製品の主な構成機能としては、次の3種類がございます。
・DB情報記録(IS-Gather)
・DB健全性検査(IS-Summary)
・DB状態可視化(IS-Display)
以下にそれぞれの特徴について記載いたします。
DB情報記録(IS-Gather)
■DB運用の万全化において最初に検討すべき方法論
各種RDBMS製品では標準で稼働統計が記録される機能は備わっているのですが、正確な分析において非常に重要となるリアルタイムでの処理ごとの生の動きや、ロック獲得状況、オブジェクト状況などまでは履歴として記録されない事例が非常に多いです。
その為、仮に何かしらの障害が発生した際に遡及調査を行おうとしても、分析に必要となる大切な情報は既に消失していることがほとんどであり、おおよその事例ではまた再現待ちとなってしまい、初動対応に大きな後れが発生してしまうことになります。
また再現が出来ない場合、調査そのものが続行不可となってしまう事例もございます。
この問題に対応するには、常日頃から必要な情報群を「DB情報記録」としてしっかりと保存管理しておき、何か問題が発生した際はもちろんのこと、これらの情報を活用して未然防止を図っていく運用を行っておくことが最も大切なことであり、安定運用化には一番初めに行っておくべきものとなります。
■DB情報記録(IS-Gather)の特徴
各種RDBMSでは、DB稼働情報の記録用として製品ベンダーのオプション製品やサードパーティ製品、フリーツールなど様々なものが巷には用意されています。
このうち、情報を「単純に」記録するだけであれば、一度ツールを実装してしまえば後はほぼ放置状態でも運用可能となり得ます。
ただ、問題が発生した際には記録済の各種情報を「正しく活用」できなければ折角の大切な情報が利用できず、DB情報記録が全く意味をなさないことになってしまいかねません。
DB情報記録とは、DB運用の万全化において「必須要件」ではあるもののあくまでも「手段」でしかなく、本来の目的を達成するためには、以下の全て要素を満たす必要があります。
・第一段階 DB運用万全化を目的とした記録すべき情報の選定
・第二段階 本番運用を妨げないような低負荷でのDB情報記録実装
・第三段階 記録済の情報が正しく有効活用できるものとなっているかの定期精査
・第四段階 問題発生時に記録済の情報を正しく活用することができるSEの即時確保
一般的に、重度な障害が発生したシステムなどでは、情報を正しく記録することの大切さを改めて認識することになり、上記の第一段階および第二段階は迅速に行われますが、この時点で再発防止策を終了としてしまう事例が多数散見されます。
しかしながら、本来の目的であるDB運用の万全化は、上記第三段階および第四段階まで備わって初めて実現が可能となるものです。
この後者の2つの段階が運用上で確保できていない場合は、次の問題が往々にして発生します。
・「第三段階 記録済の情報が正しく有効活用できるものとなっているかの定期精査」が未確保
⇒せっかく記録している有用情報が既に消失している、または、使い物にならない情報しか残っていない
・「第四段階 問題発生時に記録済の情報を正しく活用することができるSEの即時確保」が未確保
⇒有用情報は存在しているものの、それらを活用できるSEがその時点で確保できておらず、障害対応が結果として低品質になってしまう
その為、弊社におけるDB情報記録(IS-Gather)では、「取りっぱなし」とする運用ではなく、DB運用万全化を保証すべく上記の第一段階から第四段階まで包括的にご提供するものとなっております。
高度DBA技術者の常時確保と比較するとかなり安価でのご提供が可能となっておりますので、DB運用万全化を行いたいシステムなどにつきましては、本サービスのご利用をどうぞご検討下さい。
DB健全性検査(IS-Summary)
■DB運用の万全化において次に検討すべき方法論
前述のDB情報記録を行って初めてDB運用の万全化の下準備ができたことになります。
しかしながら、後手後手の対応は万全化とは言い難く、本来は重度な障害が発生する前に未然防止を図ることこそが優先されるべき事項です。
DB情報記録(IS-Gather)が正しく行えている場合は、これらを最大限活用することでDB状態を多角的且つ詳細に分析が行えますので、高品質なDBの健康診断も併せて行えるようになります。
これを[Instant-Stats®]においては、DB健全性検査(IS-Summary)と呼称しております。
システムの重要性や不安定性によって、実施頻度はお客様のご要望毎に柔軟にお応え可能であり、月次や四半期毎、半期毎、年次など各種プランをご用意しております。
重度な障害は絶対に発生させるわけにはいかないシステムなどには、是非ともこちらのDB健全性検査(IS-Summary)の導入をご検討下さい。
■DB健全性検査(IS-Gather)の特徴
一般的に、システム運用工程ではアプリ技術者や基盤技術者は必ず常駐しているものの、それらを包括的に責任を持って横串分析ができるDBAは非常駐であることが多々散見されます。
DB健全性検査(IS-Gather)では、アプリ目線および基盤目線からシステムの健全性評価が可能です。
特に、次のような検査項目のご用意がございます。
| ■DB全体での機能面確認 | ・稼働ログの問題切り分け ・DB接続数の妥当性 ・資源確保の妥当性(OSメモリ/OSファイルシステム領域/DB内確保領域) など |
|---|---|
| ■DB全体での性能面確認 | ・CPU使用率 ・I/O性能 ・DB内での特定待機状況 ・DB内での割当メモリ活用状況 ・DB内での渋滞状況 など |
| ■SQL確認 | ・合計での高負荷SQL ・平均での高負荷SQL ・CPU使用率が高いSQL ・I/O使用率が高いSQL ・ゾンビ化しているSQL など |
| ■オブジェクト確認 | ・断片化オブジェクト ・肥大化オブジェクト ・統計情報不備オブジェクト など |
これらの検査項目を個別に精査することで、DB運用として何かしらの問題が発生していないか、または、将来的に発生する危険性は無いかといった定量評価が行えるようになります。
DB状態可視化(IS-Display)
DB運用万全化では、これまでのDB情報記録(IS-Gather)やDB健全性検査(IS-Summary)を踏まえたうえで、さらに望ましいのはお客様側に常駐されているSEの方へ直接貢献できる運用ツールをご提供することと考えております。
DB状態可視化(IS-Display)では、さらに一歩踏み込み、特別なDBスキルを持ち合わせていない方に対しても、必要となる情報を画面越しに「簡単に且つ高品質に」ご提供することを目的とした機能となります。
さらなる万全化を行いたい超重要システムなどに対しては、当機能の実装をご検討下さい。
※現在、当機能における詳細説明はWebサイト上では割愛とさせて頂いております。
